SUGOI-ne2号ゴールドに播種し
  発芽したクジャクシャボテン。 2年目の状態。

 クジャクシャボテン、月下美人は、
 南米の樹木に着生して生きるシャボテン。
 つまり、ラン科の着生ランと同じ
 枯れ落ち葉、植物死骸の炭素循環の中で
 生きている。

 朝鮮ニンジン SUGOI-ne2号栽培。
  3年目。健やかに芽出しする! 夏負けしない!
 この植物も枯れ落ち葉の炭素循環の中で
 100年、500年生き続ける。
 SUGOI-neを使えば・・・10年もの、20年ものの
 朝鮮人参が出来る可能性がある!

 研究する価値がある!

 充実した球根。
 カタクリは、こういう充実した球根にするのが難しい。
 枯れ落ち葉を分解した糖、糖質がないと、
 こういう充実した球根にはならない。

 

 上の鉢を掘った球根。
 自生地の球根より大きく充実した球根。

 澱粉の蓄積が多い・・・。

 SUGOI-ne2号ゴールド栽培のカタクリ。
 毎年増殖して5年。
 2年に一度SUGOI-neで植え替え。 
 鉢の表面にSUGOI-neを枯れ葉のように撒く。
日本の雑木林の林床における炭素循環。
この典型的なエリアに自生するのがカタクリである。
SUGOI-ne。
カタクリを栽培できれば・・・SUGOI-neは本物である!
宇井清太のラン菌による炭素循環栽培法も本物である!
なぜなら、カタクリは・・・これまで畑で、植物工場で栽培増殖出来なかった。
同じユリ科植物のユリもチューリップもアスカラパスも・・・・畑で栽培増殖科のである。
しかし・・・カタクリは大栽培できない。
なぜか・・・・
自然の雑木林にはカタクリの大群落があり、古来、この球根からカタクリ粉を得てきたのに・・・。
カタクリ粉と似たものにワラビ粉があり、これは羊歯植物のワラビの根の澱粉。
同じ光の下で・・・カタクリもワラビも光合成を行い澱粉を蓄積する。
ワラビは・・・近年ワラビの大栽培を簡単に行なっている!
しかし、カタクリ畑・・・カタクリ公園は聞かない。
何故なのか????
SUGOI-neでなら・・・出きる???
結論から言えば・・・SUGOI-neで試作した結果・・・・出きる!
ランつくりは・・・視野が狭くランの今年か考えない人がほとんどあるが、
SUGOI-neというのは、植物のホット スポットの枯れ葉の炭素循環を視野に入れて開発した。
なぜなら、ラン科植物26000種は・・・・ほとんどのホットスポットに自生しているからである。
ユリ科植物も・・・。
そういうことであるが、ランつくりの名人も・・・カタクリは作れない。
つまり、水ゴケ、バーク、軽石では作れない・・・ユリ科植物である。
日本の身近な里山に自生する植物なのに・・・・。
ランより困難というのは・・・なぜだ??・
SUGOI-neは・・・だからカタクリ栽培を試みた。
カタクリが出来れば・・・雑木林に自生するほとんどの植物がSUGOI-neで栽培出来ることを、
実証することになるからである。

このラン菌による炭素循環栽培法は、ラン栽培に限定した理論ではない。
地球の陸上の「枯れ葉」「植物組織死骸」に自生する全ての植物を視野に置いた栽培法である。
そういうことで、多種の植物で栽培実証試作を行なってきた。

その中で、ラン栽培よりも難しい「カタクリ」。
この栽培試験を行なってきた。
カタクリは雑木林の林床の枯れ落ち葉が堆積したところに自生する百合科植物。
早春の花である。
この植物の光合成と・・・カタクリ粉と言われる澱粉蓄積。
カタクリの葉は、早春早く芽生え、他の植物が生長を始める頃、葉を枯らす。
非常に短い日数で翌年の生育に必要なエネルギー源に澱粉を蓄積する。
カタクリ粉。

自生地では、以上のように短時間に澱粉を作るカタクリを、
実際栽培してみると、自生地のように澱粉を作り蓄積できない!
翌年は作落ちし、翌々年には更に作落ちし、3年目にはほとんど絶種する。
これは、日本原産のカタクリも、ヨーロッパ原産のカタクリも同じである。
なぜ・・・澱粉を蓄積できないのか????
このことは、ラン栽培より難しい。
ランで素晴らしい技術を持った人でも、カタクリは・・・作れない。
つまり、ラン栽培は、水ゴケ、バーク、軽石、杉皮・・・でも、どうにか作れるが、
この用土では、カタクリは絶対作れない!
だから、ランより栽培は難しい。

日本の山にも、ランより難しい植物が自生しているのである。
ラン愛好家は、ランが難しいと思っているが、カタクリは・・・もっと難しい。

枯れ落ち葉が存在しないと生き続けることが出来ない植物である。
腐葉土ではない!
枯れ落ち葉である!
窒素ではなく糖質である!

このことを理解しないと・・・・ランもカタクリも作れない!
ところが、日本の農業、園芸では・・・枯れ落ち葉という言葉はない!
全部・・・腐葉土。
植物の自生地に腐葉土はない!
枯れ落ち葉に牛糞、鶏糞、米糠・・・つまり窒素を与えると・・・
嫌気性菌が繁殖し・・・醗酵熱を出して腐敗する。
これを腐葉土という。
だから、腐葉土を施した土には窒素があいるから・・・
葉は生長するが・・・この土には硝酸態窒素が蓄積し病害菌が大繁殖する。
それで・・・ナンプ病。
腐葉土を与えるということは・・・窒素を与えるということ。
山の林床には・・・醗酵腐敗臭はない!

そういうことである!

カタクリの自生地。
まさに里山の雑木林の枯れ落ち葉が5年、10年堆積した場所。
SUGOI-neで栽培する場合は、SUGOI-neを枯れ落ち葉と思えばよい。
枯れ落ち葉は、毎年、秋に舞い落ちる!
だから、SUGOI-neを秋にカタクリを植えた場所に・・・パラパラ枯れ葉のように撒く。
これで作れる!


このやり方は・・・・地生ランでも同じ。
アスパラカスでも、クリスマスローズでも同じ。
シャクナゲ、バラでも同じ。

なぜ、カタクリは、水ゴケ、バーク、軽石、鹿沼、赤玉で栽培できないのか。
肥料を与えても・・・3年で絶種するのか??・
植物工場で作れないのか???・
ランでは・・・水ゴケ、バーク、軽石で・・・肥料を与えて・・・どうにか栽培出来るのに・・・・。
同じ多年草なのに・・・・・
他のユリ科植物のアスパラも、ユリも・・・チューリップも作れるのに・・・。
なぜ、カタクリは・・・・作れないのか??・・

この問題と解くカギが・・・・枯れ落ち葉と材木腐朽菌である。
カタクリとチューリップは・・・芽出しから・・・茎葉が枯れるまでの期間は・・・ほぼ同じ。
早春から初夏までの光と長日条件で光合成を行い翌年のための澱粉を蓄積する。
チュウリップとカタクリの違いは何か??・
チュウリップは・・・中国天山山脈から・・・イランの不毛の過酷な場所。
枯れ落ち葉、己の茎葉の死骸で・・貧しい炭素循環の中で生きる。
冬の湿度のある期間に栄養成長し、乾期の期間は土中で休む。

一方のカタクリは・・・日本の瑞穂の国の豊な雑木林の枯れ落ち葉の中に自生する。
このエリアは・・・他の植物も繁茂する場所。
生育の遅いカタクリは・・・光合成の敗者になる。
そういうことで、他の植物が生長始める前に、いち早く芽出しを行い。
雑木林の枝に葉が繁らない間に、光を獲得し光合成を行なう。

つまり、チュウリップは非常に貧しい枯れ落ち葉の炭素循環で球根を作る。
カタクリは非常に豊な枯れ落ち葉の炭素循環の中で球根を作る。
ここまで書けば、カタクリ公園が造れない理由が解かるはずである。
ならば・・・カタクリ考園を、鉢栽培するには・・・・SUGOI-neを使えばよいことになる。
枯れ落ち葉を材木腐朽菌(ラン菌)が分解すると、糖、糖質が出来る。
これをカタクリは・・・吸収していたのである。
光合成の澱粉と、枯れ落ち葉由来の糖、糖質・・・この二つのエネルギーで、
生きながら・・・翌年用の澱粉を貯蔵していた。
そういうことで、枯れ落ち葉ののない畑などでは、光合成の澱粉のみなので、
翌年の澱粉を作ることが出来ない。
そういうことで3年で絶種。
つまり、カタクリは広葉樹林の林床の生態系の中でのみ生存出来る植物に進化した。
この生態系の削除された場所では継続して生存できない。
エネルギー不足に陥り衰弱し最後は生命を絶たれる。

同じユリ科であり、栄養生長期間、時期が早春から初夏のチューリップは、
中央アジアのホットスポットに自生する。
この場所には小麦、・・タマネギ、ニンニク・・なども自生するが、
夏期の厳しい乾期・・・水分不足に進化をあわせ、この時期休眠にして生命をつないできた。
このイラン高原から中国の天山山脈のエリアは、軍事要塞地帯で、
天山山脈の探索すれば・・・・チューリップの原種が・・・新発見されるかも。
この瘠せた土壌の貧弱な枯れ落ち葉の炭素循環と・・・強い光の光合成で澱粉を作る。
このエリアに自生するユリ科植物の葉には、強い紫外線から葉を守るために、
発達したブルームを具備する。
チューリップは砂壌土が球根生産の適地とされるのは・・・この自生地に似ている土壌だからである。
カタクリは・・・チューリップと異なり、豊な枯れ葉の堆積した場所に自生する。
しかし、窒素が少ない場所である。
こういう植物に窒素を多く与えれば・・・・球根腐敗病が多発する。
ニンニク、タマネギも同じ。
SUGOI-neをマルチすれば・・・・この病気を防ぐことが出来る。
カタクリの自生地では・・・球根腐敗病は発生しない!

右の写真の植物はラン科植物と同じに、負け組みの植物である。
種子から花を咲かせるまで・・・数年を要する。
この期間の光の獲得をどうする???
エネルギー調達に・・・常に悩む植物である。
それで・・・枯れはのリグニン、セルロースと・・・それを分解する材木腐朽菌に目を付けた。
多年草は・・・芽生えた場所で・・・永年生き続けなければならない宿命。
良く生育するよりも・・・・どうやって生き長らえるか???
そういう進化を遂げた植物。

植物の進化のDNAには・・・過酷な自然の中で・・・生き抜く・・・・そういう方向がインプットされている。
人間の小手先の技術を拒絶する植物もあるということである。
朝鮮人参などはこの典型的な植物であろう。



カタクリの栽培法は
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kouza 1hi

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